オームの法則


電圧(E) = 電流(I) x 抵抗(R) 、交流の場合は抵抗(R)をインピーダンス(Z)にそのまま置き換えます。

 

 例えば計算式より、抵抗に流す電流を増やせば電圧が上がる事が分かります。

 

 信号増幅の基本は、元の信号を利用して半導体(トランジスタ等)に流せる電流をコントロールし、その電流を抵抗に通す事でより大きな電圧(信号)を生み出します。

 

 簡単な覚え方は「電圧は割られる」です。

図の説明

トランジスタの場合

  1. ①に電流を受けると②にhFE倍の電流を流せるだけ弁が開く。
  2. ②に電流が流れるので同時に③にも電流が流れる。
  3. ③の抵抗に電流が流れるので電圧が発生する。その電圧を使い、次段の回路へ信号を送る(④)。

 信号増幅は、電圧、電流、抵抗3要素=オーム法則が基本になります。

 

 トランジスタや抵抗、回路そのものは他のものに置き換えられますが、オームの法則は絶対に他のものに置き換え出来ません。



LINK