残留ノイズ・S/N比


残留ノイズ

 残留ノイズとは、JEITA規格では残留雑音電圧と言い、下記の条件で出力端子に生じるノイズレベルを示します。

  • アンプの入力端子をショート(+と-を接続)
  • ボリューム最大
  • 負荷を接続
  • 聴感補正フィルター(A)適用

 表示例:2.2μVrms (JEITA)

 

 カッコ内が JEITAでなく、JIS-A , IHF-A , A と表示されている場合もあります。A特性は人の聴感を模した特性と言われています。

 

 M-01は JEITA規格通り測定していますが、カッコ内に使用負荷と聴感補正Aフィルターと記載しています。



S/N比

 S/N比(信号対雑音比)は、JEITA規格では定格出力と残留ノイズの比と定めています。

 

 表示例:S/N比 (INジャック) 115dB (JEITA)

 M-01は、カッコ内の INジャックとJEITA は非表示とし、代わりに測定条件を表示しています。

 

 定格出力は、製造者が測定条件を決めるものなので、メーカーの製品情報を見て違うメーカーの製品のS/N比を比較する事は現実的に不可能と考えた方が良い思います。


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